姿勢を良くするためには「腹筋背筋をバランスよく鍛えることが大切」ということをご存知でしょうか。
姿勢の悪さと腹筋と背筋には、意外な相関関係があります。
姿勢が悪くなると腹筋が衰えるとも言えるし、または腹筋が衰えるから姿勢が悪くなるとも言えます。結果ぽっこりこりお腹の原因となります。
腹筋や背筋が弱いから姿勢が崩れる。姿勢が崩れるからさらに腹筋や背筋は使いにくくなる。
悪循環です。
そこでこの記事では姿勢の悪さと・腹筋背筋のバランス関係について詳しく紹介します
目次
悪い姿勢と腹筋や背筋のバランスの関係
姿勢の悪さは腹筋と背筋のバランスが崩れるている証拠です。
姿勢の悪さと腹筋背筋のバランスにはどのような関係があるのでしょうか。
そしてどんなことが起きるのでしょう?
- 悪い姿勢は腹筋と排気のバランスの崩れ
- 美しい姿勢は腹筋と背筋をバランスよく鍛える
- 腹筋と背筋のバランスの崩れは骨盤の歪みに影響を与えることも
悪い姿勢は腹筋と背筋のバランスの崩れ
姿勢の悪さは腹筋背筋のバランスの崩れの結果。
なぜならば美しい姿勢を維持するのに腹筋と背筋をバランスよく使う必要があるからです。
例えば昔のテントの支柱を思い出してみてください。
テントの支柱をまっすぐに建てるためにロープで引っ張り合いをします。
テントの支柱に対して、前後左右で引っ張るロープの張力が崩れると支柱が傾きます。
長時間のデスクワークで作られた猫背の姿勢は 、腹筋を使ってないようでじつは腹筋を使っています。
そして腰から背中を丸めることにより内臓の生えるスペースが小さくなり、
結果内臓は下の方に教えられぽっこりお腹の原因の一つとなります。
また背筋が強すぎると、無理やり良い姿勢をとるような状況となり反り腰になります。
反り腰は一見良い姿勢に見えますが、腰部の一部に力がかかり放置すると腰痛の原因となります。
特にデスクワークが多いスマホをよく見る人は猫背になりやすいですよ。
この姿勢は腹筋が縮み配筋が伸ばされた状態。
ほとんどの方がこんな生活をしていますよね。一度自分の姿勢がどうなっているか見直して見ることをお勧めします。
美しい姿勢は腹筋と背筋をバランスよく鍛える
美しい姿勢のためには腹筋背筋をバランスよく鍛えることが大切。
どちらかをとりあえず鍛えればいい。腹筋が強ければ大丈夫。背筋が強ければ胸が揃うので綺麗な姿勢。
それは大きな間違いです!
どちらかの筋肉だけを鍛えすぎてしまうと、強い方の筋肉に背骨が引っ張られます。
そのため腹筋背筋をバランスよく鍛えて行くこと、さらにストレッチで柔らかくすることが大切ですね。
腹筋背筋だけでなく骨盤の歪みが影響を与えることも
悪い姿勢の原因は腹筋背筋のアンバランス。そしてその状態を長く続けてしまうことが骨盤の歪みに影響することもあります。
長時間のデスクワーク、スマホを触る、など姿勢が悪くなる状態を長く続けることで、最終的に骨盤が椅子に合わせた形で歪んでしまう原因となります。
この形に慣れてしまうと、美しい姿勢を心がけようとしても悪い姿勢の方が 普通または楽に感じやすくなってしまいます。
そうなる前に、正しい美しい姿勢に変えていくことが大切です。
姿勢が悪いとどうなる
「姿勢が悪いって見た目だけの問題でしょ?」などと侮ってはいけません。
姿勢が悪いと身体全体に余分な負担がかかるため様々なトラブルの原因に。
具体的にはこんなトラブルがあります。
- 肩こり腰痛になりやすい
- 下腹ぽっこりする
- 自立神経を圧迫し体調不良の原因となる
- 内臓の圧迫からお腹の調子が悪くなる
ではこれらの不調をもう少し詳しく紹介しましょう。
肩こり腰痛になりやすい
デスクワークで起きる悪い姿勢の代表格歯は、頭が前に出た姿勢。
背骨の上に乗る頭蓋骨は5キロから8キロぐらいあると言われます。
米袋ひとつぶんです。
その5 kg 以上ある重い頭が、前に飛び出た状態です。
骨だけでその状態は維持できませんので、首の後ろの筋肉で支えることになります。
首から肩の筋肉が、6時間も7時間も労働時間中働き続けるわけで。
それが首こりが肩こりの原因になります。
デスクワークは首だけが前に出てるわけではなく、椅子に座るために腰も丸くしています。
腰の筋肉も引っ張られた状態を労働時間の間維持し続けるので、長時間引っ張り続けられた筋肉は硬くなり、痛みの物質を出します。
これらが腰痛の原因へと。
デスクワークの姿勢そのものが不自然な不良姿勢ですよ。
あなたの仕事は肩こりの腰痛と原因で猫背となっていると考えられます。
下腹がぽっこりする
先ほどのデスクワークと共通し、 すわりっぱなしの姿勢は姿勢維持に必要な腹横筋が抜けた状態です。
本来腹横筋が働くことで下腹が引っ込んだ状態になるのですが、
その筋肉を使わないことでをとらえてきます。
結果、下腹がぽっこりししてきます。
さらに、デスクワークの姿勢は腰から背中を丸めているので内臓の入るスペースも小さくなります。
すると、上から押さえられた内臓はさらに下腹の方に押し出されるので、ぽっこりした形を助長します。
自立神経を圧迫し体調不良の原因となる
姿勢の悪さが自律神経の働きを妨げ、体調の不良を感じる場合があります。
そう思う人も多いかと。
自律神経は交感神経と副交感神経に分けられます。
意識とは関係なく、体温を調節したり生命維持のために自動的に働く役割です。
体のアクセルとブレーキの切り替えを行う働きをします。
- 覚醒と睡眠
- 体温調節
- 消化活動
- 血流のコントロール
この役割をする神経が脊柱を通り、脳→脊柱→内臓組織に。
悪い姿勢というのは背骨のカーブが本来の姿でなくなるということです。
背骨のトンネルを通る神経がトンネルの道が崩れたり、崩れることにより狭くなることで十分な働きができなくなるのは想像つきますね。
そこから血流や内臓の働きが低下し、なんとなく体調の不良を感じることも。
もちろんそんな状態であれば、お肌のツヤも低下しますので残念な結果になりますね。
内臓を圧迫しお腹の調子が悪くなる
姿勢が悪くなると、猫背になりになりその結果内臓を圧迫しやすくなります。
猫背の姿勢は体の前が短くなる形なので、胃袋や腸などの内臓を圧迫。
食後に胸がもたれる、腸が十分に動かないなどの原因となり得るのです。
「良い・美しい姿勢ってどんな姿勢か自分ではよくわからない」
そんな人も多いかと思います。
自分の姿勢が 美しいかどうかチェックしましょう
具体的なポイントは、耳・肩峰・骨盤横(大転子)、外くるぶし を結んだ線が地面から垂直になっていること・。
正しい美しい姿勢になることで、身体全体の筋肉がバランスよく使われます。
見た目に良い印象を与えるだけではなく。疲れにくくなり、体のトラブルも起こりにくくなります。
ではどうしたら姿勢の悪さは改善できるのでしょうか?
- ストレッチで腹筋と配筋をほぐす。
- インナーマッスルを鍛える。
- 正しい姿勢を心がける。
と、言うのは簡単ですが、「ストレッチや鍛える方法がわからない」そんな人が多いかと思います。
では次に、姿勢の悪さを改善するのに効果の高い運動をご紹介します。
具体的には、
- バランスボールの活用
- 机の活用
- プランクのポーズ
があります。
「筋トレは続けられるか不安……」
そんな人も多いかと思いますが、意外と簡単に無理なく始められるものばかりなので安心して始められますよ。
では早速見ていきましょう!
トレーニングボールの活用
これは負担感が少なく、腹筋を伸ばし体をリセットするにももってこいの動きです。
手軽なものは小さなボールを使いダイナミックに行う場合は大きなボールを利用します。
背中の後ろ(肩甲骨の間に)にボールを入れ胸をそらせます。
二段デスクワークで使った腹筋を伸ばすイメージです。
恥骨とみぞおちを引っ張り存分に腹筋を伸ばして呼吸をしましょう
圧迫された内臓のスペースも広がり縮んだ胸の筋肉も伸ばされるので、姿勢が整う意外にも血流が促進され、肌の色も明るくなります。
机の上に手を置いて万歳をする
これは腹筋配筋胸の筋肉がストレッチされます。
ボールよりも取り組みやすい方法。
机洗面台など手を受ける場所を見つけて、 1日の中でできるだけ頻繁に行いましょう。
この動きは肩甲骨が大きく動くので、姿勢の改善プラス肩こりの解消にもつながります。
プランクポーズも姿勢改善におすすめのポーズです。
この姿勢を維持することで、インナーマッスル、腹筋背筋をバランスよく鍛えることができます。
具体的な方法は以下の通り。
- 腕立てふせのポーズから、肘を地面につける
- 頭からかかとまで一直線にし、その状態を維持する
- 3呼吸1セット
ポイントはお尻を上げすぎたり下げすぎたりしないこと。
そうしてしまうことで効果がほとんどなくなってしまうため注意しましょうね。
姿勢改善のまとめ
姿勢を矯正する方法をお話しましたが、背中や肩が丸まると健康に影響を及ぼすことも。
姿勢が悪い状態が続くと猫背になり、首、肩、背中や背骨に痛みを感じることもあります。
ストレッチをすることで姿勢が良くなり猫背が改善することもありますので、歪みを感じたのであれば1回からでも良いので試してみて下さいね。
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